年末の12月26日の22時半くらいに東京を出発して、西日本の酒蔵を巡ってきました。
11時間くらいかかってまずは今回の旅の一番西、獺祭がある山口県の旭酒造につきました。
獺祭 旭酒造の酒蔵
一度は来てみたい獺祭の旭酒造です。
酒蔵見学は残念ながらかなり先まで予約が埋まっていますが、直売所が併設されていてここでしか食べられない獺祭アイスクリームとか販売しています。
直売所です。
朝早くついたのに、人が途絶えることがありませんでした。(並ぶほどではなかったけど)
最近すごい人気で生産が追いつかなくなっている獺祭ですが、生産性を上げるべくすぐ近くに巨大なビルを建設中でした。
後日ビルが完成してから酒蔵見学に行きました。
雁木 八百新酒造の酒蔵
同じ山口県内の岩国にある雁木の酒蔵です。
この酒蔵の入口から雁木特有のいい香りが漂ってきます。
併設の直売所はこじんまりとしていて、雁木の各ラインナップと酒粕を販売していました。
五橋 酒井酒造の酒蔵
雁木の酒蔵から車で10分くらいで、錦帯橋のすぐ近くに酒井酒造があります。
ここもこの場で買うことができます。
隣が事務所になっていて注文すると、その場でラベルを貼っていました。
ここから山口を離れ、しまなみ海道を渡って愛媛にある八木酒造へ
山丹正宗 八木酒造の酒蔵
今治ICを降りて、10分位のところにあります。
塀に囲まれているような建物だったので、入っちゃっていいのか迷いましたが、車で入って従業員の方に聞くと、2階の事務所で直売してるとのことで、無事お目当ての山丹正宗の吟醸酒が買えました。
ここから香川県に移動します。この時点で15時くらいなので、酒蔵が開いてるかどうか結構ギリギリです。
悦凱陣 丸尾酒造の酒蔵
こじんまりとした酒蔵でした。
悦凱陣は今回の旅で唯一酒蔵の直売所で完売でした。
諦めきれないので、香川県内で取り扱っている酒屋を教えてもらって、次の酒蔵へ。
金陵 西野金陵の酒蔵
凱陣の丸尾酒造から車で10分ほどの、金比羅山の参道の入口辺りにあります。
こちらはいろんなお酒が売っていました。
その後、悦凱陣を探して、高松の酒屋へ
売っていたものの残念ながら一升瓶しか置いていなかったので泣く泣く諦めました。
しかし、この日は高松に泊まるのでホテルの近くで、凱陣が置いてある居酒屋を見つけました。
2日目
この日はまず香川の高松から京都へ向かいます。
蒼空 藤岡酒造の酒蔵
京都なだけあって、なんかおしゃれです。
ここの直売所はBarも併設されています。
酒粕アイスや甘酒もあるのでまったく飲めない人でも楽しめると思います。
出されるお水は蒼空の仕込み水という徹底ぶり
京都のこの伏見のあたりは酒蔵が密集してるので、ここだけでも1日潰れちゃいそうです。
ですが、2日目は酒蔵見学を予約してるので、京都をこれで退散して三重の四日市へ。
鈿女 伊藤酒造の酒蔵
今回年末だったので、酒蔵見学をやっていないところが多かったのですが、唯一行けそうなところで見学OKだったのがこの伊藤酒造さんでした。
蔵の稼働は前日くらいで終わってしまったらしいので寂しい感じです。
今回は3人だけだったので、一人500円のBコースだったのですが、大人数だともうちょっとちゃんと見れるようです。
説明してくれた蔵元のおじさんの雑学がおもしろかったです。
印象に残ったのが、「もしかしたらうちだけかもしれないけど、蔵に吊るしてある杉玉は一般的に新酒ができたら吊るすと言われてるけど、そういうわけではないよ」とのこと
確かにあれっていつ下ろすんだろうって思ってました。
直売所はお酒だけでなく、酒器やバッグなどの小物も売っていました。
この日はこれから宿泊先の愛知の豊川に向かいます。
3日目
最終日なので東京に帰りがてら、途中にある酒蔵に寄ります。
白隠正宗 高嶋酒造の酒蔵
沼津にある酒蔵で、この旅最後の酒蔵です。
沼津港にも結構近いので、帰りに沼津港でご飯食べていこうとしたら激混みであきらめました。
今回周った酒蔵9件、買ってきたお酒15本、甘酒2本でした。
冬とはいえ車移動でクーラーボックスもないので、生酒は極力控えて火入してるお酒をメインに買ってきました。